発達凸凹(発達障害)
執筆者: 一般ユーザー さん
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 ADHD(注意欠如、多動性障害)

最近、発達障害についてよく聞くようになりました。我が子がみんなとちょっと違うと感じると不安に感じる保護者の方もいると思います。ここでは、ADHDの症状や治療についてご紹介します。

ADHDの3つの症状

ADHDは下記の3つの症状を特徴とする行動の障害といわれています。

  • ・不注意(集中力がない)
  • やるべきことを頻繁に忘れてしまう、好きなことには集中し過ぎる。
  • ・多動性(じっとしていられない)
  • 急に何かに駆り立てられるように行動する、手足をそわそわ動かす。
  • ・衝動性 (思いつくと行動してしまう)
  • 欲求を抑えられず順番が待てない、他の子の遊びの邪魔や行動を遮ったりする。

ADHDの相談をする場所

ADHDはしつけや子育てが原因ではありません。専門家と相談しながら薬や子供と適切に対処することによって、問題を解決へ導ける可能性があるのです。

逆に、ADHDの特徴を理解されないまま不適切な対応が続くと、反抗的な態度や攻撃的な行動を取ったり、叱られ続けることで自尊心が低くなるなど、二次的な問題が起こる場合があります。

症状が年齢や発達以上に過度にみられ、社会生活や日常生活に支障がでる場合には、お一人で悩まずに保健センターや子育て支援センター、児童発達支援事業所等の専門機関で相談をされることをお勧めします。

ADHDの治療方法について

ADHDの主な治療方法についてご紹介します。

・薬物治療

メチルフェニデート、アトモキセチン、グアンファシン塩酸塩徐放剤などがあります。問題や生活の悪循環が改善し、本人がより良い生活が送れるようになることが目標です。かかりつけの小児科に相談して、ADHDの治療を行っている専門医療機関を紹介してもらいます。

・心理的社会的治療

親がその特徴を理解し、子供がとるべき行動を理解しやすいような対応を学びます。子供の望ましい行動をしたらごほうび(シール、ほめる)をあげ、好ましい行動を増やしたり、どんな時に失敗が多いかを探り、対策を考え工夫します。

参考

一般社団法人 日本小児神経学会

ベネッセ教育情報サイト

LITALIKO発達ナビ

2020/08/11 更新

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